石川県 七尾市 能登半島地震継続支援
イベント支援
一雨ごとに寒くなる季節になりました。
さて、七尾市の公費解体の申請期限は今年の8月29日で終了しています。
申請が駆け込みであったこともありますが、七尾市は能登半島の
他市町村と比べると公費解体の進捗に多少遅れをとっています。
穴水や珠洲などが95%を超えているのに対して
七尾市は83.3%(毎日新聞・11/7の記事より)
今年も猛暑により夏場の進捗が低下した事もありますが
他の市町村が5,6月末を期限にしてたので少し猶予があったのと
見込みよりも「半壊以上」の公費解体対象の被災建物の
認定数が後から増加したりしたこともありますね。
要因は複合で様々です。
ただ、夏場より動きやすい季節。雪が降るまでの勝負ではありますが
遅れているのなら取り返せば良い(単純)
前置きを長々と失礼いたしました、四番隊です。
今月も七尾市での支援からスタート。
ただそろそろ寒さに震えながらの前に、我々の倉庫整理なども
しなくてはいけません。もはや二季と言われますがやるなら今のうち。
あっ、タイヤも冬用タイヤに交換しないと。




ものすごい量というのがお分かりいただけると思います。
土日祝日など多い時は100人以上のボランティアさんが
おらっちゃ七尾を拠点に公費解体前の家財搬出・移動や
側溝の流入砂除去など、お互いに助け合いながら一所懸命に作業しております。




そして13日には先月のおらっちゃ七尾代表、パパラこと今井健太郎さんから
災害を伝える活動をしているソナエル食堂をゲストに迎え
8bit NEWS月刊四番隊の第3回目を生放送でお送りいたしました。
ソナエル食堂は災害伝承や災害に備えることの大切さを
全国に伝え歩く活動をしつつ、災害支援活動もしている団体です。
今回は新プロジェクト”Kotonoha”のご紹介や普段の活動のことを
お伺いしてます。
私たちのいつも通りゆる〜い空気感で話そうと思いつつ…
ぜひご覧ください。
七尾市ではクラファンでご支援いただいたフラワーアレンジメントと
鍼灸マッサージ体験会を今月も開催することができました。
フラワーアレンジメントはクリスマスも間近という事もあり
今回はリース作りにチャレンジしていただきました。
午前は徳田地区コミュニティセンター、午後は
和倉地区コミュニティセンターにて無事開催することができました!


午前・午後を通して、参加者の皆さまの温かさと協力的な姿勢が
随所に見られ、会場には終始穏やかで心地よい雰囲気が流れていました。
完成した瞬間には皆さんとても嬉しそうで、何度も
「ありがとう」と言っていただき、温かい雰囲気に包まれました。
初めての方が多い中でも、それぞれが楽しみながらリース作りに取り組み
互いに声を掛け合いながら交流が深まる、非常に充実した時間となりました。


鍼灸マッサージ体験会は22.23日の二日間の開催。
七尾市垣吉町仮設住宅集会所での開催です。
仮設にお住まいのお母さんが「せっかく来てくれたんだから!」と
お友達にも声をかけてくださったり、今回もたくさんの方にご参加いただきました。
施術を終えてお見送りする時、涙を流しながら、見えなくなるまで
ずっと手を振ってくださり、その姿にこちらのほうが励まされてしまいました。
応援しに行かせていただいているのに逆に力をくださり、本当に有り難かったです。




そして関東組は倉庫の整理です。
自分たちの倉庫の整理はとても面倒ですがやるしかありません。
最近雨漏りするなぁと思っていたのですが
見てみると錆だらけで穴が空いてました…。
グラインダーで錆を削って塗装、アクリル板を貼って完成。
屋根チームの女性二名と現場監督の私で作業しましたが
女性ならではのきめ細やかな手仕事、ありがとうございます。


そして現場監督(代表)は渋谷区ボランティアセンターにて
災害ボランティア担当者会議に出席したり、千葉県富津市で
子ども未来キャラバンの司会をさせていただいたり。


渋谷区ボラセンでは昨年水害に遭った山形県酒田市社協の
大川さんと澁谷さんにお話をしていただきました。
未災地である東京都城南ブロック。
当時の苦労したお話や失敗談をお話していただきましたが
場所や人口は違えども今後に必ず生きてくる経験です。
本当にありがたい機会でした。
子ども未来キャラバンでは司会のほか
子ども食堂が災害時にできる役割など、被災地でのソフト支援での
経験をもとにアドバイスなどもさせていただきました。
12月に入ると雪も降り始め雪かきからの活動スタートなど
手間もどうしても増えてしまいますが、寒さにも負ケズ
引き続きご支援に尽力してまいります。

