2025年7月活動報告

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石川県 能登半島地震継続支援・水害継続支援

皆さま熱中症大丈夫でしょうか。
石川県は北側に属すること、冬の雪深さなど相まって
寒い・涼しいイメージがありますが、夏は他の地域に漏れず
ものすごく暑くなります。朝から37℃も当たり前。

WBGT(熱さ指数)測定器というものが市販されており、活動の目安にします。

こちらに詳しく記載されています。
屋外での活動が多い方・お子さんと外に出られることの多い方
手頃な価格で入手できますので、活動の目安にされることをお勧めします。

そんな活動を今月も張り切っている最中、七尾にて久しぶりに堀潤さんにお会いしました!
ラジオに呼んでいただいたり私たちの活動にとても興味を持ってくださっています。
もう何年のおつき合いになるでしょうか笑

KDDIの職員さんも支援活動に励んでいらっしゃいます。

七尾市の民間ボランティアセンター「おらっちゃ七尾」では
毎月鍼治療もさせていただいております。

今回は同時に能登半島復興支援プロジェクトとして
被災したお着物の生地を使ったヘアゴム、能登の木材を使った
ストラップや加賀棒ほうじ茶なども販売されていました!
おらっちゃ七尾代表・パパラさんが物販担当。いつもお世話になっております。

技術系支援も変わらず継続。
宮城から持ってきたクッションフロアの搬入・水害で水をかぶってしまい
ダメになってしまった温水ルームヒーターの配管の撤去・ヒビが入り
落ちかけていた壁材撤去など。

その他、ニーズがとても多い大事なもの・いるものいらないものの選別や
不要家財の搬出も。

合間を見て、拠点周りの草刈りをしたり、お手伝いいただいたり。
不要になった家財なども一気に運搬できないこともあるため
一週間ほど置いておくとかなりの量になってしまいます。

これも全て搬出。七尾市ではゴミ出し、不用品回収のニーズが
まだまだたくさんあります。
仕分けなどは力仕事ではないため、細やかな気配りが必要になってきます。

例えば、写真のアルバムなどは水を被ってしまって
写真同士がくっついてしまったりで、ボランティア・住人さん
双方が慣れてらっしゃらない場合「そのまま廃棄」してしまって
後から後悔というケースがあります。
写真は家族の歴史、脈々と受け継がれていくとっても大切なもの。
捨ててしまってはもう元に戻す術はありません。

私たち災害ボランティアの多岐にわたる活動の一つに
「写真洗浄」というものがあります。
東日本大震災の頃から認知が高まった活動で、津波で海水を
被ってしまったアルバムから写真を丁寧に取り出し、元の姿に
できるだけ近づけてお返しする、というものです。

もうこれいりませんか?

(もうだめかもしれないし、これもどうにかしてって言うの
無料で手伝いに来てくれてるのに…これ以上は申し訳ないな…)

いらないです!

住人の方が本当はどう思っておられるのか、気持ちがささくれだったりしないか。
非常時であろうと普段と変わりなく十分に相手さんの気持ちを慮ることがマストです。

そして今月もありがたいことに恒例になりましたお花の日。
皆さまほとんどの方が最早顔馴染みに
慣れてこられて本当に綺麗に飾ってくださって見ているだけで笑顔になれます。
前でお抹茶とお茶菓子をいただきたい気分…。
「また来月ね!楽しみにしてるね」とお声をかけていただくことが
私たちの活動の原動力になっています。

まだまだ暑い日が続きます。
熱中症に気をつけて、現地で来月も精一杯のご支援をさせていただきます。

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